電気料金の値上げは影響あるのか?
電気料金の値上げは、太陽光発電の設置者にとって
メリットはあるのか?
・東電の値上げをする理由(東電HPより)
原子力発電の停止にともない、火力発電の燃料費等が大きく
増加しています。徹底したコスト削減を行っていますが、現行の
電気料金収入では、電気の安定供給に必要な費用を賄いきれ
ない状況です。そのため、やむを得ず料金値上げをお願いして
います。
・今回の値上げの対象
家庭用の電気料金が対象です。
企業向け電気料金の値上げはすでに実施されており、
13.4%〜18.1%の値上げ幅となっています。
理由は同じく、燃料費の増加に伴うものです。
電気料金の制度は複雑ですが、分かりやすく言うと、
電気は使えば使うほど高くなるということです。
≫電気をたくさん使う人→値上げ幅が大きい
≫電気をあまり使わない人→値上げ幅が小さい
ということになります。
では、本題の太陽光発電システムの設置者はどうなる
のでしょう。
電気料金は時間帯指定で変化していきますので、特に
日中の電気代が上がる場合、
太陽光発電で日中の高い電気代をまかなえるということは、
設置者にとって非常に大きなメリットになります。
≫太陽光発電システム設置者→値上げによる影響を最小限に
とどめることが出来る。
≫太陽光設置していない人→もろに負担が大きくなる。
となります。
〜まとめ〜
①電気料金の値上げは、太陽光を設置している・していないに
関わらず電気代は上がる。
②太陽光発電システム設置者は値上げによる影響を最小限に
とどめることが出来る。
③太陽光発電を設置していない人はもろに負担が大きくなる。
④ ②③より、太陽光を設置している場合と、していない場合
では、より大きな差がでる。